【MSR】 リアクター

しろ@野外飲み

2011年12月14日 18:00

MSRのリアクターストーブを買いました。

日本未発売なんでアメリカから取り寄せようと思ったら

サイバーマンデーを越えた途端に値上がり。

送料とか諸々考えたら、ヤフオクに新品で安いのが出てたので

あんまり変わらないし、不具合あったら返せるしで買ってしまいました。




箱の裏側にこんな表がありました。

0.5Lの水をどれくらいの時間で沸かせるか?

リアクターは1分32秒で沸かせるそうです。

相当早いですね。これは期待が持てます。



中身はポットと説明書です。

ポットは思ったより大きいです。

ポットの外形を測るとφ14の高さ15.5くらい。 突起物含むともう少し大きくなります。




何故か説明書が3冊。3冊とも違う言語です。

実は日本でも発売する予定だったので日本語の説明書もあります。
(MSRのHPでダウンロードできます)

ガス検に通らず販売できなかったんだとか。

説明にも、一酸化炭素いっぱい出るからテントで使うな!

みたいな記載がありました。




まぁ思った以上にデカイです。

フタの取っ手はゴム製です。




ポットの持ち手がフタの押さえを兼ねており、このような金属の球で引っ掛けて留めておきます。




中にはバーナー本体と、保護用のクロスが入ってました。




この説明書きもいろんな言語で書かれてます。




そんなのがガッチリとワイヤーで括り付けられてる辺りがなんともアメリカ的な気がします。




バーナー部が盛り上がってるのが特徴です。

この為、他のクッカーなどは火に掛けられません。

瞬間湯沸かし器と揶揄されるのもこの為なのでしょう。




メッシュは手で押しても凹まないほど硬いです。

プラチナランタンみたいにベコベコになっちゃうってことはなさそうです。




ガスの調整レバー。

イグナイター(カチッって火花飛ばすやつ)は付いてないので

ライターで火をつける必要があります。

イグナイターは壊れやすいし、タバコ吸うのにいつもライター持ってるから

別に無ければ無いで特に問題は無いです。




バーナー裏側です。

早々簡単にばらせる構造ではなさそうです。

今バラして壊れたら泣けるので、壊れてしまったらバラしてみることにします。




ポットの持ち手はこのバネの様になってる部分で押さえられるのですが

何度も使ってるうちにココが折れる場合があるそうです。

確かにかなり変なテンション掛かってる風な感じでした。




ふたは透明です。

調理中は中身が見えていいかもしれません。




ポットの中には0.5刻みで目盛りが振ってあります。

最大で1Lまでの調理ができます。




裏側です。

高効率バーナーらしく、ルーバーみたいなやつがついてます。




ガスはMSR専用が国内では入手困難なため、社外品を使います。

まぁ、特に問題はないと思います。

今回用意したのは、イワタニの250T、寒冷地用のガスです。




点火時にあまりガスを出しすぎてると、火の玉がボワッと出て怖い思いをします。

他の方のインプレ等見て知っていたので絞り気味にしたのに

ボワッとなってビビりました。




初めは青い炎が出ますが、徐々に網の部分が真っ赤になります。

炎の中にMSRの文字が!

まあ、ポット置いたらまったく見えないんですが。




透明でいいじゃん!と思ったふたは、曇って何も見えませんでした。




室温5℃で0.5Lのお湯を沸かすのに1’42秒でした。

まるでティファールw

もう少し気温が高い時期ならばもっと早く沸くかもしれませんね。

1分ちょっとくらいからフツフツと泡が出始め一気に沸きました。

これだけ早ければ、コップや飲み物の用意をしてればすぐに沸きそうです。

ガス缶が冷える前に沸いてしまいそうです。






高効率バーナーを買うにあたって、以前調べてみた中ではリアクターは

イマイチ候補に入りきりませんでした。

専用コッヘルしか使えないと言うのはやはり使い勝手が悪いです。

(フライパンでソーセージ焼いて食べるのが好きなため)

なので、プリムスのイータエクスプレスが値段も安くかなり有力だったのですが、

中々踏み切れず。

でも、リアクター用の五徳を見つけたので、問題が一気に解決し買ってしまったわけです。




セットするとこんな感じ。

高効率さはありませんが、まぁちょっと小さなフライパン使うくらいなんで十分です。






収納の仕方です。

まず付属の保護クロスに包んでバーナー本体を入れます。




次にOD缶を入れます。

本体の網目のデッパリが缶の底部の凹みにキレイに納まります。




ガス缶の接続部が、ふたの取っ手裏の穴にハマります。




これによって中身がグラつくことなくしっかりと固定されます。




ガス缶も入れた重さは833gでした。

ガス缶は1回お湯沸かしただけのほぼ満タンです。




モンベルのソックプロテクターを履かせた状態でも収納することが可能です。




但し、若干ふたが浮きますが。

まぁ、特にこれで壊れちゃうってほど深刻なものでもないです。




風にも強いそうなので、今度風が強いときを狙って使って結果をレポしてみます。

ちょっとコンパクトさには掛けますが、時間が掛からずすぐに沸くと言うのと

自然環境に対して強いと言うのはかなりの強みです。

バーナー買うのは久しぶりですが、なかなかにいい買い物が出来ました。











【関連するインプレ】

高効率バーナーってどうなの? ・・・ 何かと話題の高効率バーナー。ちょっと調べてみました。

カートリッジソックプロテクター ・・・ OD缶の冷却を防ぎます。

ガスの考察 ・・・ ガス缶についてまとめてみました。

リアクターの修理 ・・・ 国内代理店の補償が受けられないので、アメリカに送って直してもらいました。

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