【茨城百選】 100. 岡堰
岡堰は取手市にあり「関東三大堰(福岡堰・岡堰・豊田堰)」と呼ばれる堰のうちの一つです。
*** 岡堰とは ***
江戸時代、洪水を防ぐために鬼怒川と小貝川を分離しました。
そして取手市戸田井付近の台地を切り開き、利根川と合流する
今のような流路が出来上がりました。
小貝川は鬼怒川と切り離されることで、川筋が一定になり、
寛永7年(1630)には岡堰が設けられました。
勢いの強い水の流れを変えるために堰が築かれ、
水田に水を供給する農業用水路に生まれ変わりました。
そして谷和原三万石、相馬二万石と呼ばれる広大な新田が誕生しました。
現在ではこんな感じの近代的な水門です。
繰り返し治水工事が行われたようで、周辺は変わった地形です。
陸から少し離れたところにある小さな島に橋が架かっています。
そんなに大きな島ではないのに橋はとっても立派です。
「岡堰中の島橋」だそーです。裏側は何故か平仮名。
島はちょっとした公園になっています。
その昔は観光地としてかなり賑わってたそうです。
間宮林蔵はこの近所の生まれで、岡堰の治水工事をしていた役人に
自分が考えた工事の施工方法を進言し、その才を認められたんだそうです。
間宮像の他には、
昔使われていた水門や
煉瓦の土台などが展示されています。
ゆっくりした感じでとてものどかです。
釣りをするのもいいかもしれませんね。
ちょっと荒れてたのでラピュタ的な雰囲気が・・・w
すぐ近くに「岡堰土地改良区事務所」があり
ナビなどで行く際にはここを目指していくのがいいかもしれません。
休みの日もゲートが開いてたので車が止められそうでした。
【百選データ】
住所:茨城県取手市岡23−2あたり
岡堰土地改良区事務所に駐車場
近隣に路駐可
トイレなし、自販機あり
茨城百選 一覧はこちら
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