時間的にそんなに遠出もできないってことでとりあえず茨城県の土浦市へ行くことに。
道すがら、佐貫駅あたりで見つけた神社。
三峯神社と言うのだそうですが、そこの狛犬がなんだかとっても
スッキリしてましたw
「無邊」とは「際限がない」と言う意味らしいです。
もう片側は「神徳」と書いてあって「神の功徳」って意味だそうです。
さて、今日の目的地は「土浦城跡と亀城公園」です。
元々あった本丸跡地とその外側の堀が今も残っていて公園になっています。
その周りの城の敷地は今では市街地になっています。
公式な記録はないけれど、平安時代、天慶年間(938~47)に
平将門が砦を築いたという伝説がありそれが始めと考えられています。
廃藩置県の2年後、1873年(明治6年)1月に土浦城は廃止され、
本丸御殿は新治県の県庁、後に新治郡の郡役所として使われました。
本丸の他の建造物もほとんど残されましたが、土塁上の塀は取り壊され、
二の丸以下の建物も外丸御殿を除き取り壊され、堀が埋められました。
その後、1884年(明治17年)に火災で本丸御殿が失われ、1899年(明治32年)に
本丸と二の丸南側が亀城公園になりました。
江戸時代から存する建造物は、亀城公園内で本丸と二の丸を結ぶ太鼓櫓門と霞門があり、
茨城県で唯一、江戸時代からの現存建物遺構の存在する城となっています。
ちなみに「亀城」と言うのは土浦城の別称で、
土浦は度々水害に遭っているのですが、その際にも水没することがなく
水に浮かぶ亀の甲羅のように見えたことから亀城(きじょう)という名が付いたのだそうです。
堀に囲まれた公園です。
一部は公園造成の際に造られた堀ですが、ぐるっと囲まれてて面白いです。
きれいに整備されてて居心地もいいです。
リードして糞をちゃんと持ち帰れば犬の散歩もOKです。
ちょっと見づらいですが、城の全体図と現在の地図。
残っているのは本丸があったところとその南側の二の丸の一部です。
上の写真の真ん中の横長の部分が本丸で、
下の写真では三方が堀に囲まれてる上の部分が本丸です。
これが本丸に続く「太鼓櫓門」
江戸時代からあるのですが、過去に鳥の糞が積もって傾いたそうですw
門をくぐって進むと本丸跡に出ます。
土浦城は一般的な石垣の上に築かれた城ではなく、
堀を何重にも張った平城でした。
本丸の裏門「霞門」です。
本丸も堀で囲われています。
亀城ってだけあって亀がたくさんいます。
堀の縁に立っていると餌が欲しいのかたくさん集まってきますw
桜が多いので、桜の時期にはとてもきれいだそうですよ。
住所:土浦市中央一丁目13
アクセス:JR東日本 常磐線土浦駅西口より徒歩15分、もしくはバスで亀城公園前停留所下車。
駐車場:土浦市立博物館(土浦市中央一丁目15-18) 亀城公園に隣接しています。
博物館の隣に駐車場があります。
周辺にも色々見所があるので、詳しくは
土浦市のHPを見てください。
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